長寿の長野県だからこそ「人生１００年時代」 ５０歳からの挑戦
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
ペンションのオーナーさんから、新規事業を起こしたいという相談を受けました。 十数年前に脱サラをして
八ヶ岳にペンション経営で移り住み、５０代を迎え、残りの人生、将来を考えたときに、このタイミングと、新たに始めるには、５０歳のタイミングとして挑戦したいというお話から、同世代として心を動かされるような気持ちになりました。
宿泊業はコロナ渦で、明らかにお客さんは途絶えて昨年の５月は宿泊のお客様はゼロ。 でも、常連さんのおかげということもあり、廃業までとは至らない状況で、ありがたいという思うのですが、ペンションを継続するには、困難が想像できる。 何から何まで自分や家族で行うことで経営が成り立っていられ、繁忙期の時にアルバイトさんに頼ってきて今まではのりきってきたけど、最近はそのアルバイトさんも集まり難い、という状況から、
これから、続けていてもどうなのか？加齢は避けられないし、（笑）というお話をお聞きしました。
なるほど、９０年代を知っている私たち世代は、空前のスキーブームから始まり、泊まるならホテルではなく、ペンションに憧れてたものです。学生の頃、ペンションなどにアルバイトで居候をする仲間も多かった時代から考えると、コロナの影響だけではなく、「時代の変化」 なのですね。ネット、スマフォの普及から 様々な遊びや、体験ができるようになった。余暇の過ごし方が大きく変わった事実です。いつの間にか、考え方も変わっていっているのであろう。例えば、旅行に出かけずとも、バーチャルの世界で、そこの風景、様相は２４時間感じることができる、脳の中はまるで訪れたように感じることができ、訪れなくとも満足できてしまっているかもしれない。
動画を見ているだけで、錯覚してしまうのではないかと思います。
美味しいものを食べようと思うと、自宅に取り寄せることができ、コロナ渦でウーバーイーツも流行している。
雰囲気も大切にしていたものだが、先ずは、美味が目的であることから、そのことのは目がいかず、目的だけを達成できるといった合理的な考えになっているのであろうかと思う・・。
人生１００年時代、 ２０歳から働き始め５０歳を迎え３０年。十分なキャリアを積んできたと思う歳、
５０歳代は折り返し地点、「第２の人生スタート」 心も体もまだ自分の思うままに動かせる年齢、スタートをきるならこの歳かと、定年や、６５歳などと老後まで待つ必要はないかもしれません
◎後悔しない「第２の人生」のために
50歳までが「周囲の期待に応え、貢献できる自分を作り上げる時期」であるなら、50歳は「社会の価値観に振り回されず、自分に嘘のない生き方を始める時期」です。
「自分の責任は自分で取る」という責任感を持った上で、わがままに生きていいのです。
「何とか定年まではがんばろう」という意識では、その先の目標を見つけるのは難しいかもしれません。50代を助走期間として、自分らしい生き方を始めることが、人生を後悔しない準備になるのです。
（著 引用：５０歳からの人生が楽しくなる生き方）
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