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【注文住宅】エコハウスでも壁掛けエアコンをお勧めする理由

こんにちは、松本、諏訪地域の工務店エルハウスの池原です。

毎日暑い日が続きますね。
もうもう、エアコンなしでは日中は家の中に居られない、
熱中症になりかねない危険レベルです。
我が家も、築21年目を迎えておりますがエアコン完備です。

20年前の高級エアコンに問題が

しかしながら、どうもこの我が家のエアコンに問題が。

我が家のエアコンは、当時は最先端の24時間の一種換気システムを備えたダクト配管で、
家中に冷暖の風が吹き出しているのですが。
どうも、ここ3年くらいエアコンの効きが悪い?という気がします。

気象条件的に外気温がかなり上がっているのである程度仕方ないところもありますが。
それにしたって電気代が高いのが悩みの種でございます。

そんなわけで改めて、我が家のエアコンの能力を調べてみました。

能力は5kw(15畳から20畳)予測消費電力は2700wと書いてます。
電気代として、1kw=¥27で換算しますと約¥72.9となります。

エアコンの性能はCOPとAPFを見る

これを、当時の省エネめやすになるCOPの数値にあてはめてみました。
計算はいたって簡単、以下の式にあてはめるだけ。
(面倒な方は式の部分や細かい数字については読み飛ばして頂いて大丈夫です)

  1. 冷房COP=冷房能力(kw)÷冷房消費電力(kw)
  2. 暖房COP=暖房能力(kw)÷冷房消費電力(kw)

1kWあたりどれだけの冷房効果(暖房効果)か期待できるかという数値ですね。

例えば、COP=3である場合、その製品は消費する電力量に対し3倍の能力を発揮していることになります。

で、我が家は COP =1.9
消費電力に対して、たったの1.9倍しか能力を発揮していないわけです。
では、2019年の最新のモデルはどうでしょう。

実はCOPとういう値は見当たりません。
代わりにAPFという値が描いてありますね。

APFとは、COPに対して、より実際に使用した状態に近い省エネ性能を示す「通年エネルギー消費効率」と呼びます。
2006年9月に改正された「省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)」でCOPと代わって省エネの指標の基準値と定められました。

一定の条件下でエアコンを使用した場合、
1年間でどれだけ電力を消費したかを「期間消費電力量」として算出し、
そして、エアコンが1年で使用するエネルギーを期間消費電力量で割ってAPFが算出され、
室温や外気の温度の影響を受けやすいエアコンでは、
APFの方がCOPよりも正確な値を得ることが出来るということです。

2019年の壁掛けエアコン 三菱ズバ暖 HXVシリーズと比較してみた (18畳から23畳用)

最新の三菱のスバ暖と比較してみましょう。

ズバ暖はAPF5.2とういう表記です。
COPは書かれていないので5,600kwを1720wで割る計算すると 3.3 になります。

畳数のめやす 能力(kW) 消費電力(W)
冷房 15〜23畳(25〜39m2 5.6(0.9~6.0) 1,720(135~2,000)
暖房 15〜18畳(24〜30m2 6.7(0.9~12.1) 1,700(135~3,960)
つまり、
・最新の三菱のスバ暖→COP3.3
・我が家のかつての高級エアコン→COP1.9
効率面が、すごく劣っていることが分かりますね。
我が家の5kwと同等に電気代を計算してみると¥41.4、 その差、実に¥31.5です。

1日8時間稼働させますと、
1日辺りの差252円=1ヶ月で7,812円もの差額になります。

時代の進歩ってすごいですよね。
当たり前ですけど1998年の設備と2019年の設備の違いは歴然です。
車で言えば、リッター5から6kmしか走らないハイオクガソリン車で走っているようなものです。

こうして数字で比較すると、あまりに差が大きくて何だか泣けてきますね(笑)

壁掛けエアコンなら古くなれば買い換えられる

そんな我が家のエアコン事情。
「じゃあ、買い換えれば?! お金ないの?!」
と思う人もいるかもしれません。

買い変えることができれば買い変えたいのですが、
冒頭に述べてたようにエアコン機器からダクト配管で繋がれていまして
システム換気となっているため安易な取り替えはできません。
というか、取り替えはほぼ不可能です。

もはや、笑うしかありません。
当時の最先端の高級機器も、今はお荷物と言っても過言ではないでしょう。

家のつくり方は(構造など)、20年経過してもほとんど変わりません
せいぜい、薄くても性能が’良い断熱材が出てきているくらいで、
そこまでの大した差はありません。

それに比べ設備機器はものすごく進化しています。

給湯器を見ても、エコ給湯器という優れものは20年前はなかったです。
キッチンにしても、開き扉が主流だったのが、今は引き出しタイプになり圧倒的に収納力がアップしています。

冷暖房機器は改めて言うまでもないですね。

これから家つくりを検討されている方には、
設備機器は取り替え可能なものを選ぶことをお勧めしたいです。
冷暖房機器については特にそうしたほうが良いですね。
何が悲しくて20年前のエアコンを使い続けなくちゃいけないのか。。。
(それでも、当時は最新の高級機だったんですよ)

機械は壊れることを想定しておく必要があります。

家は50年は保ちますが、機器に関して30年は持つのか??
ありえません。

エアコンは壁掛けタイプにしておくことをオススメしています。

今、最先端で、もっとも優れていたとしても安易に選択せず、
最先端の高級機を選択するとしても、交換できる物だけに留めておきましょう。

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