ブログ(BLOG)|諏訪・松本の工務店エルハウス

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お金をかけずに家の外観をおしゃれに整える。お庭のDIYなど。

こんにちは、エルハウスの福田です。

最近、自宅の庭のバラが咲いたりしたので、ちょっと動画を撮ってみました。

動画の中ではあんまりきちんと整理して喋らなかったのですが。

今回は家の外観と庭について。
お金をかけずに家の外観を整えるコツについて、福田が個人的に思うことを覚書程度に今回は書いてみます。
福田は園芸やお庭はプロじゃないので、お庭の常識として間違っている部分があるかもしれませんが。
住宅のプロ視点で書いてみます。

1.ゼロにしないこと。住宅の足元(基礎のコンクリート)を隠すこと。

まず、ゼロにしないってすごく大事です。

外構ゼロだと、お家の足元が寂しいです。

家の外観を綺麗にまとめようと思うと、足下が大事になります。
なので、住宅の基礎のコンクリートが見えないように花や木を植えると上手くいきやすいです。さらに言えばリビングのところにはウッドデッキなんかがあるとアクセントになります。

ただ、注意点としてはツツジなどの葉の多すぎる植物で隠し過ぎるのもNGということです。
これは後ほど書きます。

でも、あんまりモリモリやるとお金がかかるので、今回はそのことも考えていきます。

今回の話の結論から言うと、外から見えやすいところにDIYで、株立のアオダモかジューンベリーあたりを植えて、その脇に花かアナベル、ギボウシあたりを植えて、その周辺をぐるっと石で囲えば良いと言うことです。
それなら大してお金もかからなくて簡単な割に、家の雰囲気がぐっと良くなるということです。

2.家の外からの視線と中からの視線を考える

住宅の足元を隠すのが大事なのは、特に昨今はフェンスや塀などで囲わない家が増えているという背景もあります。
つまりおうちが丸見えなのです。
その中でも、特に足元が丸見えだとよろしくないというのが1で書いたことでした。

昔ですと、塀でぐるりと囲んで、庭は家の中から楽しむためのものというのが多かったです。
ただ、塀やフェンスもタダじゃないですし、塀やフェンスで区切って広々したお庭が取れるほど広い土地も多くはありません。
なので、特に工夫しないと砂利や駐車場のコンクリートにいきなりお家がドーンと建ってしまって、味気ない外観になりがちです。

でも、家の外構をきちんとやると、
「玄関の入り口までのアプローチだけでも作りませんか?」
→レンガなんかでやってみたりするアレ。確かにおしゃれ。

「駐車場周りも綺麗にしませんか?」
→確かに車の足元がコンクリで綺麗だと冬の雪かきも楽ですね。
→カーポートなんかあって、玄関から車まで濡れずに移動できるとか嬉しいですよね。

「奥の空いているスペースに倉庫を設置しませんか?」
→倉庫があると便利ですもんね。

気付くと、いろいろやらないといけなくて、あっというまに200万円くらいかかってしまうのが、家の外構。
こうなると、なおさら木を植えるのなんかにお金をかける余裕がないというのも納得です。
そうして、ゼロ外構のお家になってしまうのです。
決して悪いわけじゃないのですが、やっぱりちょっと寂しい。

なので、優先順位として、
外からのぱっと見→実用性(倉庫など)→リビングからのパッと見という順番が良いんじゃないかと僕は思うわけです。

理想は中からも外からも美しいお家が理想です。
でも、現実はいろいろあります。土地も家もいろいろあります。

外から見た時に、ワンポイントでいいのでオシャレを入れる。
全部を綺麗に作るのは大変だけど、ワンポイントなら無理なくできるというのがポイントです。

3.安く簡単にシンボルツリーと石を並べて花壇だけDIYする

厳密に言えば、外構やお庭にもいろいろなスタイルがあります。
個人的にはバラクライングリッシュガーデンが一番大好きです。
なので、自宅の庭もバラとアナベルを植えています。

ただ、今回のお話としては、お金をかけないで、家の外観を綺麗にするということなので。
シンボルツリーを植えてと花壇を作れば良いと思います。

「シンボルツリー1本植えるだけじゃダメなの?」
ダメってことはないのですが。
植栽って、メインの木と、脇の植物のコンビネーションによって綺麗に見えるんです。

だから、道の脇に植えてある木って、ただの木で、そんなに綺麗とかって思わないと思います。
特にアスファルト舗装のところに一本にょろーんと立っていて、
足元は雑草だらけとなると、
ただの木です。

日本庭園であれば、木の足元の岩や苔なんかのコンビネーションまで考えられていたり、
イングリッシュガーデンにしても、メインの花だけじゃなくて、ナチュラルな下草との高さのバランスなんかまで考えて作られていたりするわけです。

でも、そんな難しい話は僕ら一般人には無理です。
手入れ、メンテナンスも大変になってしまいます。

なので、シンボルツリーを一本と、足元にちょっと花を植えられる花壇ゾーンだけ作れば、とりあえずは良いと思います。

花壇については、レンガを積み上げるのは大変なので、石を並べておけば良いです。
枕木を並べるでも良いです。

レンガのように角がしっかり出ているものを綺麗に並べるのは、プロじゃないと大変です。
庭に転がっているただの石を並べて、
シンボルツリーと花のゾーン、くらいに区切ってあげれば、それだけでそれっぽくなります。

↓実際に福田の最初のDIYはシンボルツリーと花壇でした。

花壇とシンボルツリーだけじゃなくて、
アプローチもやっていますが。

でも、モミジと花壇があるだけでもかなり雰囲気が違うものです。
当時は、木の足元のコンビネーションとかがよくわかっていなかったので、
モミジが一本だけちょこんに、離れて花壇ですが。

「木の名前+下草」といった感じで検索すると、相性のいい植物と、
植え方がセットで出てくるので、それを参考にすると良いですね。

4.木は成長するので、後から緑多すぎ問題

で、ちょっと気を付けたいのが、植物多すぎ問題。
植えた時は良くても、成長すると鬱蒼としてしまうものも。

また、注意したいのが、植物を目隠し代わりに使うというやり方。
コニファーを大量に何本も植えるお庭とかですね。

植栽がそんなに都合良く目隠しになってくれるとは限りません。
程よく、視線が緩和されるくらいの効果はありますが、完全に視線を切れるというのは難しいです。
そして、成長すると大変になることも。

確かにフェンス立てるよりもコニファー植える方が、安いし、見た目も良いんですが。
5年後に大変です。

また、ツツジや生垣に使うツゲのように葉の多いタイプの植物。
これは、好みが分かれます。
あんまり葉っぱが多いと、虫が住んだり、足元に落ち葉やゴミがたまったり、
家のお庭に使うには意外と不向きな場合も。

なので、程よく、鬱蒼としないように植えていくのも大事です。

5. 余力があればピンポイントで防草シートと小綺麗な石を使う。枕木も悪くない。

シンボルツリーと下草植えて、周りを石でぐるっと囲めば。
まあ、それで、概ね完了です。
そのゾーンがあるだけで、
「あら、あそこのおうちは、入り口をおしゃれにしてるのね」
っていう感じになります。
まあ、上手い下手ありますが。それでも、ポイントはゼロじゃないということ。

あとは、余力があれば、ホームセンターのこぎれいな石を敷きましょう。
黒い玉砂利とか、白い玉砂利とか。五色砂利とか。瓦チップとか。あとは割栗石とかでロックガーデン風だったり。

ただ、石は意外といっぱい必要です。
「これだけの面積敷くのに、こんなにいっぱい必要なの?!」
と思うでしょう。

なので、面積を区切るのが重要です。
目につく部分の、特に、基礎のコンクリートが目立つ場所だけを狙うといった塩梅です。
やはり区切るのに便利なのはタダの石。
レンガとかを使うのは危険です、難しいです。
特に思った以上に量が必要で意外と安くない。

はたまた区切らなくても、案外、なんとかなります。
だんだん混ざってきますが。

あるいは福田家のように枕木を敷くのも良いです。
ただ、枕木はいずれ腐るとか、いろいろ問題もあります。
それでも、木の雰囲気が好きな人とかにはおすすめです。

6.福田の個人的におすすめの木とか花とか。

福田が、庭をいじいじしていく中で個人的におすすめだった木や花を。
でも、福田は園芸はプロじゃないので、詳しいことはプロに聞いてくださいませ。
でも、素人の福田でも簡単に育てられて、茅野の寒い場所で耐えられた植物たちです。

・アオダモ(株立)

成長速度が遅いらしいので、庭木として便利。
丈夫。手間もかからない。
シルエットが涼しげで綺麗。
楽天で2万円くらいで高さ2mくらい。ちょっとお高い。
家まで届けてくれるので、楽天が楽ちん。

・ヤマボウシ

はなみずきの方が春のお花が綺麗だけど。
でも、ヤマボウシも素敵ですよね。
自然農園にて2mくらいのを5000円くらいでGet。

・ジューンベリーやブルーベリー

これは自宅では採用しなかったけど、植えても良かったなと。

・コニファー(スカイロケット)

あんまり横に広がらない+そこまで背が高くもならないということで植えています。
コニファーも一本くらいあるとかわいいです。
ホームセンター(宮川のコメリ)で1.2mくらいのが確か3000~4000円ほどでした。

・這性コニファー

背が高くなるコニファーじゃなくて、地面をのそのそ伸びるやつ。
下草として活用。
楽天先生で5種類くらいがセットになったものが売っている。

低木、下草、セットなどでググると、プロがおすすめの定番セットみたいなのが出てくる。

・アナベル

バラクラに行くとアナベルを植えたくなりますね。
丈夫で綺麗。
花の季節も長い。枯れた後も綺麗。

・ヤマアジサイ

個人的に普通のアジサイより花が控えめな感じが好きなので、ちょこちょこ植えている。
強い。
でも、花が咲かないことも。
アナベルの方が派手で、花を付けるのも簡単。
でも、ヤマアジサイは好き。
でも、普通のアジサイも一本くらい植えたいなとも思っている。

・ギボウシ

葉っぱ。
ただの葉っぱと侮るなかれ。美しい。いろんな模様など品種があるらしい。

・ワイヤープランツやへデラ

緑で葉っぱが綺麗で元気な人たち。花壇のはしっこに植えておく。増え過ぎてきたらザクザク切る。

・ホームセンターの安い一年草

パンジー、ビオラに代表される安くて綺麗な、どこのホームセンターでも売られている花たち。

当然ながら、どんなにこだわりの花でも、咲く季節は限られている。
なので、一番目につく花壇は、安い1年草を植え替えてあげて、
綺麗にしてあげると楽しいです。

花壇のサイズにもよりますが。
季節ごとに500円〜1000円分ほど買ってきて、庭に植えておくと綺麗。

安い花だけ植えると、公園や駅前の花壇みたいになってしまうけれど、
ここまでの植物と組み合わせると綺麗。

・ヒマワリ

大きくて素敵。みんな大好きひまわり。
タネでもグングン育つ。
安い。というか、茅野市役所で無料で配っている。
(あるいは、福田に連絡もらえたらあげます)
いっぱい種も取れる。
根っこが深く入るので、土壌を改良してくれるらしい。

でも、大きくて太いので、最後、ゴミとして処分する時に邪魔。

・ラベンダー

丈夫。綺麗。わっさり生えるし、ハーブなので、虫がたまる感じもなく。
家の基礎のコンクリートを隠すのにも便利。
多年草なので、一回植えれば翌年もOK。
茅野の寒さにもよく耐える。
ただ、ちょっとお値段は高い。

・コキア(ホウキグサ)

ふさふさしていてかわいい。
1年草だけど、結構大きくなるし、
秋の紅葉も綺麗。
最後に、ちゃんと刈り取らないと、タネが飛んで、翌年、至る所から生えてくる。

・その他の宿根草

宿根草は難しいのであまりやってない。
(雑草と間違えて抜いてしまったり。)
でも、たまに買って、適当に植えることも。
特に長野県は山野草なんかが道の駅や、自然農園なんかで豊富に売っているので、
たまに衝動買いして、適当に植えています。

まとめ

福田の個人的なお庭やなんかについてのアレコレの話でした。

おうちを建てると、もれなくお庭もついてきます。
(当たり前ですが笑)

園芸。楽しいです。
ぜひ、家を建てたら、家をおしゃれにするためにも、
人生の趣味として楽しむにしてもおすすめです。

エルハウスで建てた人で、
「最初のお庭手伝って!!」
という人はお声がけください。
毎年の草取りの雑務とかは手伝いませんけど、
どこにどんな木を植えるかの相談だったり、穴掘りするツルハシをレンタルしたり、
できることはお手伝いします。
お庭は一番最初にちょっとやるだけで、長く楽しめますので。

(お仕事じゃなくて、あくまで無料のお手伝いなので、あんまりハイクオリティなことなどは期待しないでください笑)

エルハウスガーデニングクラブとか作りたいですね。
そんな感じの福田でした。

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