諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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【斜面・変形地編】「欠点」は、最高の個性に書き換えられる。

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

不動産屋さんが「ここは形が悪いし、
坂になっているからやめたほうがいい」と言う土地。
実は、私にとっては「宝の山」に見えることがあります。
なぜなら、難しい土地ほど、そこにしかない「唯一無二の暮らし」が生まれるからです。

■ 見上げる美しさ、見下ろす贅沢。
崖地や傾斜地の最大の魅力は、なんといっても「高台」というステータスです。
遮るもののない眺望や、降り注ぐ陽光。
これらは平坦な住宅地ではなかなか手に入りません。

さらに、外からの見え方も違います。
たとえ平屋であっても、高台にある家をふもとから見上げると、
驚くほど美しく、堂々と見える。そのスケールメリットは、傾斜地ならではの特権です。

■ 土地の形に、建物を「添わせていく」。
「土地に無駄なスペースができてしまう」と嘆く人がいますが、
それは家を「正方形」や「長方形」の四角い箱だと決めつけているからです。

土地が曲がっているなら、家も曲がればいい。
変形地なら、L字型に配置してプライベートな中庭を囲んでみる。
傾斜地なら、その段差を活かしてスキップフロア(中二階)を作ってみる。

土地の形状に合わせて凹凸(おうとつ)を作る設計こそが、
その場所を「世界でたった一つの居場所」に変えてくれます。

■ 「難儀やね」と言われるほど、ワクワクする。
「ここに建てるのは、さぞかし大変だったでしょう」 完成した家を見てそう言われるとき、
私は心の中でガッツポーズをしています。

一眼見て「これは難儀やね」と感じる土地ほど、設計のしがいがある。
土地の弱点を智恵で長所に変え、
立地条件を最大限に活かした間取りがピタリとはまった瞬間。
これこそが、自由設計の本当の面白さです。

■ 賢い人は、土地の「顔」を愛でる。
平坦な四角い土地は、誰にとっても扱いやすい反面、
どこか「誰の家でもいい」無個性な場所になりがちです。

でも、あなたが選んだその「難しい土地」は、
あなたにしか使いこなせない特別なステージになります。
安く手に入れた「個性的すぎる土地」に、
少しだけ手間と智恵をかけて、最高の景色を手に入れる。

毎日納得のゆく人生を送るために。
土地の欠点を数えるのはやめて、その土地だからこそできる
「遊び心」を一緒に探してみませんか?

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