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太陽光発電のデメリットと対策は?

太陽光発電のデメリットと対策は?【長野県】

こんにちは、長野県茅野市の工務店エルハウスの住宅コンサルタント福田です。
エルハウスで鈴与の0円ソーラー開始記念として、今月は太陽光発電についてのお話を書いて行ければと思います。

今回は、太陽光発電のデメリットと対策についてお話です。

太陽光についてお客様から頂く質問は、真逆の2つに分かれます。

「太陽光発電はたくさん載せるほど儲かるから、自分で買って載せた方が良いんじゃないですか?」

こちらの質問は、大手ハウスメーカーさんのモデルハウスなどで太陽光をオススメされた方から多い質問です。
太陽光発電のメリットを誇張して教えられた方に多いものです。

どの程度の金額を「儲かる」と捉えるか次第ですが、
太陽光にお金を投資するなら、普通に積み立てNISAなどで投資した方が、
単純なお金のメリットはあるんじゃないでしょうか。
(積み立てNISAも投資なので、上手に投資しないと得になりませんが)

「太陽光はデメリットもあるから、安易に載せない方が良いって聞いたんですけど、本当ですか?」

最近はYouTubeなどでも、
太陽光発電は載せるな!
というタイトルのものが流行していますので、そういうのを見た人から言われることが多いです。

太陽光発電はデメリットもありますので、「載せたくない」という意見があるのも事実ですし、
自分の家に関して「載せたくない」というのは決して悪いことではありません。

しかし、他の人の家に関して「太陽光は載せるな!」という考えについては、地球環境のことなど考えると、ちょっと無責任じゃないかなと思います。
せっかく世界的に太陽光を推進しようと、FITなどの制度で太陽光を推進してきたのに、安易に否定してしまうのは無責任とも言えるでしょう。
今のご時世、ヨーロッパなどではSDGsに取り組むのは企業として当たり前、社会の規範とされている中で太陽光を否定するのはどうなのだろうとは思います。

太陽光発電のメリットのウソ?ホント?

まず、太陽光発電を設置するメリットを考えましょう。
巷で言われるメリットが本当かどうかも考えていきましょう。

メリット① 地球にやさしいって本当?

まず太陽光発電は地球に優しいということです。
これについては、本当です。
化石燃料などの限りある資源を使うことと比較すると、やはり太陽光発電は地球に優しいと言えます。

ソーラーパネルを作る際に使う電力などを考慮しても、化石燃料への依存度を下げて、CO2削減していくために有効な方法だと言えるでしょう。

他のメリットもありますが、太陽光発電は地球のため、将来の自分たちの子どものためにやるというのが一番のメリットじゃないでしょうか。

メリット② お昼の電気代が安くなるは本当?

これは本当です。
太陽光発電はお昼に発電をしますので、これを自家消費することで、晴れた日のお昼の電気代はほとんどかからなくなります。
しかし、電気は蓄電池などのバッテリーがないと貯めておくことが出来ません
ですので、夜の電気代については安くなりません
(蓄電池を使えば夜にも使えますが、蓄電池もそれなりの金額します)

メリット③ 電気代が0円になる、儲かるは嘘??

昨今一番問題になっているのが、これですね。
ソーラーを載せれば電気代がほとんどかかりませんよ」
ソーラーは載せた方が絶対に儲かりますよ」
というセールストークです。

これに関しては、半分ウソ、半分本当と言っても良いんじゃないでしょうか。
ソーラーを載せると、晴れた昼間の電気代は無料になり、蓄電池と併用すれば、夜にも使えます。
そういう意味では半分本当です。

売電による収入については、最初の10年間、固定買取価格FITの期間については収益になりますが、
最初の設置費用を賄う分に使いますので、そこを差し引きすると、いくらかは儲かりますが、大きく儲かると言ってしまうのは微妙です。
そういう意味では半分ウソです。

太陽光発電のデメリットと対策

次にみなさんが気になる太陽光発電のデメリットです。また、その対策についてもそれぞれ考えてみましょう。

デメリット① 初期費用が高い、住宅ローンで買うと金利も考えないといけない

まず、第一のデメリットは初期費用が高いということです。
普通に載せると100万円以上かかります。
2020年現在は、FITの売電価格は下がってきていますが、ソーラーパネル本体の価格も安くなったので、後から売電する収入と考えると損になることは少ないです。
(多くの家庭用太陽光発電は9年前後で元が取れるよう試算しています)

しかし、やはり最初の家の金額が100万円以上高くなるのは大変です。
さらに、これを住宅ローンに含めて支払うとなると、仮に住宅ローンの金利が1.0%と考えても、35年払いですと金利は複利計算で考えますので、それなりの利息を支払うことになります。
(ソーラーの収益の分を早く繰り上げ返済すれば利息は軽減されます)

初期費用の面では0円ソーラーはメリットが大きいんじゃないでしょうか。
ソーラーパネルの技術が進んで、安くなったことで、初期負担なくソーラーを載せられる仕組みが出来たことで、
この初期費用問題については解決しつつあると言えます。

デメリット② ランニングコストの問題

ランニングコスト、メンテナンスコストの問題も言われます。
具体的に言うと、パワコンという太陽光発電の電気をコントロールしてくれる機械のメンテナンスです。
パワコンは15年前後で交換が必要になることがあり、交換費用は15~20万円程度が現在の相場です。
ソーラーパネル自体の寿命は、メーカー公称では20~30年程度となっていますが、実際にはもっと長期間稼働しているものも多いです。

鈴与の0円ソーラーの場合、年間で電気代が27,120円削減(※オール電化の場合)というシミュレーションですので、
交換時期が15年だとしても、十分、パワコンの交換コスト分は元が取れる計算になります。

それでも、知らない状態で突然壊れて10万円以上の出費になるとつらいですので、
メンテナンス用の費用を少しずつでも積み立てておくとGoodです。
これは、ソーラーに限らず、家の外壁塗り替えなどのメンテナンスにも通じますし、
自動車の修理、買い替えなんかとも同じ考え方ですね。

デメリット③ 屋根の形が限定される場合がある

ソーラーを載せるには、南面の屋根が広くなるよう家を作る必要があります。

南面の屋根面積を大きくするには、家の形にもよりますが、屋根の形を片流れという形にしなければいけないこともあります。
片流れ屋根は、モダンでカッコいいというプラスのメリットもありますが、家らしい家という形が好きな人には苦手と言われることもあり、
好き嫌いが分かれる形状でもあります。

特にこの片流れ問題は、鈴与の0円ソーラーの場合、従来のシリコン系ではなく、CISというタイプのソーラーパネルを使うので屋根の面積が必要になりやすく、
さらに最低でも4kw以上載せないといけないという制限もありますので、片流れにしないと0円ソーラーが使えない場合もあります。
鈴与の0円ソーラーの唯一のデメリットかもしれません。

CISソーラーパネルについてはソーラーフロンティア社のHPも参考にしてみて下さい

この問題については完全に好みです。
片流れ屋根の形状が好きな人は問題ありません。
片流れが嫌いという人は、ソーラーの枚数を少なくして、小規模に太陽光発電するという方法も良いでしょう。
片流れ屋根はシンプルな形状なので雨漏りなどのリスクも少ないですし、大きいデメリットもありません。

また、片流れが嫌という場合には、通常の有料の太陽光発電を少ない枚数貼るのも良いでしょう。使うパネルの枚数が少ないので金額は抑えられます。(収益も少なくなりますが)

デメリット④ 屋根の上に重量物を載せる

屋根の上に重量物を載せるということは、家本体にとってはデメリットなことは事実です。
それでも、瓦などの重い屋根材と比較すれば、ソーラーパネルの重量は軽いものです。
極端な大容量を載せなければ、そこまで気にしなくても良いという考え方もあります。

とは言っても、気になる人もいるでしょうから、ここは価値観が分かれるところです。
解決策としては、あまり大容量のパネルを載せないということがあります。

余談ですが、エルハウスでは屋根材は標準で軽くて丈夫なガルバリウムを採用しています。

まとめ。太陽光発電メリットデメリットもあるけど、0円なら!!

太陽光発電のメリットのウソ、ホントのお話と、デメリットの解決策についてでした。
太陽光発電は、物凄い儲かるなんていう上手い話ではありませんが、いくらかはプラスになります。
将来的に電気料金などが高くなる可能性も考えると、メリットはあるでしょう。
0円ソーラーなら金銭面でも損するリスクもほとんどないですし、地球のためにも良いですね。

余談ですが、僕は今32歳ですが、ちょうど僕が大学進学を考えていた時って、日本中で環境○○学科という謎の学部、学科がたくさん増えていた頃です。かくいう僕も環境理工学部環境数理学科という長い名前の学科にいました。テレビなんかでも地球環境のことを考えようっていう話も多かったです。
当時は、太陽光発電って夢のようなクリーンエネルギーだけど、ソーラーパネルの金額が高くて、国の補助金などがあっても普及が難しいという情勢でした。
当時、環境学の授業を受けていた僕は、
「いつか太陽光が安くなって、全部の家や道路なんかが太陽光パネルがいっぱいになって、火力発電とかなくなったら良いのになー」
なんて思ったものですが、昨今では、新築0円ソーラーみたいに初期費用負担0円というソーラーや、ドイツでは道に使える太陽光パネルなども開発されて(詳細リンクはこちら)、たった10年くらいで随分未来になったなと思う反面、意外と車が空を飛ぶ日は遠いのかなと思ったりします。

太陽光発電は、
・有料で設置する
・0円ソーラーを設置する
・設置しない
という選択肢が選べる時代なので、自分の家を建てる上で、どんな生活をするために、どんなメリットが欲しいかを考えて選ぶと良いですね。

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