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建築用語解説【お家を支える構造用金物とは】かすがいをご紹介!

こんにちは、こんばんは!松本地区・諏訪地区の工務店エルハウスの倉田です!

【お家を支える建築金物とは】シリーズで今回は、「かすがい」をご紹介します。

「かすがい」の実物。実物だけ見ても、どのように使うのかはなかなか想像できない。

かすがいは母屋、束、桁をつなぐ金物で桁や母屋の継手にも使用します。

かすがい設置例

かすがいを設置するにあたっての1番の注意点は、両面打ちということ。片面は打っているが、もう片面を打ち忘れているということもあるので、しっかり両面に設置してあるかのチェックが必須になります。

設置方法は金槌で叩いて打ち込むだけです。かすがいは、打ち込むことで、両端の爪が閉まっていき、しっかりと接合できるという特性があります。

かすがいを打ち付ける様子。二つの木材に打ち込むことによって、固定することができる

皆さんはかすがいという言葉の入ったことわざを知っていますか?

①子は鎹(かすがい)
子供は、夫婦を繋ぎ止める役目をすることから、使われています。

②豆腐に鎹(鎹)
豆腐に鎹を打っても鎹の役目を果たさないため、何の手応えもないことを指しているようです。

このように、建築現場の道具から作られたことわざも、日本には意外と多いのかもしれないと思うとなかなか面白いですね。

このように、必要な箇所に適切に、必要な金物を設置することによって、安心して過ごせる住宅は出来上がっていきます。

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倉田でした!

 

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