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9月の開運イベント【重陽の節句】とは|菊酒の由来と食事

今日は9月9日。毎年9月9日は五節句の1つである「重陽の節句」です。

最近では、開運系Youtuberの方達がこの「重陽の節句」について色々と情報をくれるようになったので、認知され始めてはきましたが、

それまでは、あまりなじみがない節句でしたよね。

「菊の節句」とも呼ばれて、旧暦を使用していた頃までは五節句を締めくくる最後の行事として、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べたりして無病息災や長寿を願うそうです。

最近では、「願う」ではなく、すでにその未来があることをイメージして「予祝」をするそうですよ☆

重陽の節句の歴史

「重陽の節句」は平安時代の初めに中国より伝わり、奇数は縁起が良い「陽数」、偶数は縁起の悪い「陰数」と考えられ、陽数の最大値である「9」が重なる9月9日を「重陽」と呼び、節句の1つとしました。

旧暦でいう9月9日は、現在の10月中旬ごろ。

まさに菊が美しく咲く時期です。

菊は、邪気を払いや、長寿の効能があると信じられていました。

菊を行事に用いたため、重陽の節句は別名「菊の節句」とも呼ばれています。

重陽の節句では、菊の香りを移した「菊酒」を飲んで邪気を払い無病息災や長寿を願います。

日本では、平安時代の初めに宮中行事の1つとなり、菊を眺める宴「観菊の宴」が開催されたり菊を用いた厄払いなどが行われたりしました。

また、時代とともに菊の風習は庶民の間でも広がり、江戸時代には五節句の1つとして親しまれる行事になっています。

 

重陽の節句に食べるもの

3月3日の「桃の節句」にはちらし寿司、

5月5日の「端午の節句」には柏餅のように、重陽の節句にも「行事食」があります。

重陽の節句では、菊を鑑賞しながら「菊酒」を飲むと長寿になると言われています。

蒸した菊の花びらを器に入れ、冷酒を注ぎ一晩置くことで、菊の香りがお酒に移るそうです。これが菊酒。

今は、菊の花びらを散らした盃に冷酒を注いで飲むことが多いようですね。

また、重陽の節句は作物の収穫時期と重なるため、「栗ごはん」を食べて祝ったり、茄子(なす)の別名が「くんち」と呼ばれることから、9日(くんち)に因んで、「茄子料理」を食べることもあるそうです。

このように菊酒や栗ご飯、茄子のお料理で不老長寿や無病息災を祈る日ということですね。

観賞用の菊

菊の花というと、どうしてもお仏壇やお墓にお供えする花として一般的なので、家の中で観賞するというイメージが持ちづらいかもしれませんね。

ですが、大きな存在感がある菊から、小さくて可愛らしい小ぶりな菊まで、今いろいろな種類の菊が市場に出ています。

こんな可愛らしいお花のアレンジメントがありました♪

食用菊もスーパーに売られていたので、菊酒作ってみようかなと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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