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【オーナー様相談回答】5歳の子供におもちゃを片付けて欲しい時の伝え方

エルハウスでは、お施主様をエルハウスファミリーとお呼びしています。その名の通り、私たちエルハウスのファミリー、そして友として信頼構築をしております。そんなエルハウスファミリーは、エルハウスの公式LINEで専門知識があるエルハウスのメンバーに「人生相談」をすることができます。

先日、子育てに関するご質問をいただきましたので、こちらのブログでシェアさせていただきますね!

今回の記事は、心理学に詳しい網倉のアドバイスをもとに、
2児のママであり、二級建築士、風水師、住宅収納スペシャリスト、の宮坂がお届けします。
網倉のブログはこちら  ふみねぇの自己紹介はこちら

─[質問]──────────

現在、5歳の女の子を育てています。 最近、いう事を聞いてくれず、おもちゃは散らかしたまま、やったらやりっぱなしが多く つい、怒ってしまいます。 やって欲しい事を、どのように伝えたらいいのでしょうか?

───────────────

お子様のお片付け問題、あるあるですよね!

我が家(宮坂家)でも10歳の長男がいますが、その歳になっても「片付けて」と毎日言っている気がします(涙)

 

子供が元気に遊んでくれるのはとてもいいことですが、お家が乱雑な状態なのは気分が良くないですよね。子供も親も気持ちよく、家が片付いている状態が続いたらどんなに良いでしょうか・・・

今日は、お子様への伝え方とお片付けの仕組みについて考えてみたいと思います。

怒らなくてもいい♪片付けの仕組み

まず、言葉がけの前に、整理収納アドバイザーの観点からは、「片付けやすい仕組み」にすることがとても大切です!

物の量を減らす

仕組みを整える前提として、片付けやすいように片付けやすい物の量にすることが必要です。

5歳くらいになると、自分のお気に入りのおもちゃの一軍二軍がはっきりしてきます。

子供に「捨ててもいい?」と聞くと、絶対に「嫌だ!」と言われますので(笑)、
「この中で今〇〇ちゃんのお気に入りは何?」
と聞くことで、一番のお気に入りをおもちゃをピックアップします。

その後に、同じ要領で、「じゃぁ、その次にお気に入りは?」と言ってどんどん二軍、三軍を把握していきます。

子供が片付けやすい定量は、おもちゃの種類やそのお家の環境によって違うので、
親が判断して、二軍三軍、四軍・・・どこまで入るかを感覚で検討した上で、

「このお気に入りのおもちゃ、他のおもちゃに埋もれちゃったら(ごちゃごちゃな所にいたら)可哀想だよね。
今はあまり遊んでないおもちゃは、あの箱に入れておくから、遊びたい時にはあの箱の中から出して遊ぼうね」
と、片付けやすい定量に厳選します。

我が家もそうですが、結構、箱に入れて押し入れの中にしまうと、忘れていることが多く、押し入れを開けた時に十軍くらいで眠っていたおもちゃが一軍に格上げされることも、頻繁にあります。笑

このように、おもちゃの量を減らして、子供が管理しやすくします。
物が少なければ片付けも簡単になり、子供が整理整頓を楽しむことができます。

子供が使いやすい収納場所の確保

子供の身長に合わせた棚や箱を用意し、子供でも簡単に物を出し入れできるようにします。
この収納は、蓋などがあるものではなく、カゴなどのすぐに取り出せてすぐにしまえるものがいいですね!

そして
「おもちゃもお休みするお家があるんだよ」
という感じで、おもちゃも「休む場所がある」という認識を持つようにすると良いです。

また、収納ボックスを、シールなどで色分けをしたり、簡単な絵や文字で何が入っているかを示すラベルを貼ると。子供が自分で何がどこにあるかを簡単に見つけられるようになります。

 

怒らなくても良い♪片付く習慣

片付く仕組みが整ったら、あとは、片付ける習慣を身につけることで、お片付けが自然とできる子供になっていきます。
大人も意識していないと物が散乱してしまうこと、ありますよね。子供も一緒で、1日に1回数分間でもリセットする時間を持つことが習慣づけの中で大切なことになってきます。

忙しい中で、その時間を作ることは大変に思えるかもしれませんが、一度週間化すれば、子供が自ら片付けてくれる(むしろ親にも片付けタイムをせがんでくる)ようになってきます。その工夫として、下記のような取り組みをご紹介しますね!

片付けゲーム

タイマーを使って「5分間でどれだけ片付けられるか」競争したり、片付けをゲームのように楽しむと子供のモチベーションが上がります。

片付けタイムを決める

毎日当たり前のように歯を磨くように、片付けが当たり前になったら良いと思いませんか?毎日の決まった時間を片付け時間として設定し、その時間が来たら一緒に片付けを始めるようにします。時間ではなくても、「ご飯を食べる前は必ず片付けタイム」というようないつもの習慣にくっつけて習慣化することで日々の週間に馴染ませていくことができます。

子供にとって予測可能なルーチンは安心感を与え、自発的な行動を促します。

子供のモチベーションが上がる言葉がけ

子供に対する言葉かけ一つを変えるだけで、子供の行動は大きく変わります。

一緒に⚪︎⚪︎しよう

私たち大人も「こうしなさい!」と言われれば反感を覚えるように、子供も同じことがいえます。
例えば、「片付けなさい!」と命令するのではなく、「一緒に片付けをしよう」と提案することで、子供は協力する意欲を持ちやすくなります。

忙しい日常の中で、その心の余裕を持つことはちょっと工夫が必要かもしれませんが、習慣化されていないうちは特にママ・パパと一緒にやるイベントとして、楽しく片付けをすることで、片付けに対するイメージが苦痛から楽しみに変わっていきます。

行動できたことを褒める

また、片付けをした後には、「自分で片付けられたね!」「キレイになって気持ちいいね!」などと褒めることで、子供の自尊心を高め、次回の行動へのポジティブな影響を与えます。

ママ・パパの喜びを伝える

そして、子供は親が喜んでくれるのがとても好きです。「キレイになって、ママすごく嬉しい!ありがとう!」などと感謝と感動を伝えると、より子供は得意になって、次も喜ばせるぞ!と頑張ってくれるでしょう。

どうしてもできない時は・・・

以上のような工夫をしていても、それでも、できない時はありますよね。大人も疲れている時に何もしたくない日、ありますよね。
そんな時は、「今日は疲れちゃったのかな?じゃぁ、このおもちゃだけ、お家に戻してあげようか。」というように、ほんのちょっとのハードルをクリアさせてあげることで、毎日できている感を持続させてあげることができます。あわよくば「もう一つお家に返せる?」などと様子を見ながら一緒にお片付けを始めることもできる時もあります。

残りのおもちゃは、親が片付けることになってしまいますが、習慣化することと、気持ちいい環境が当たり前の感覚を持つことが一番なので、その辺りは親は辛抱強く教育していく必要が出てきますよね。

日々の子育て、本当にお疲れ様です。

まとめ

この記事では、お子様がおもちゃを散らかし問題に対して、宮坂が実践している具体的な解決策をご紹介しました。
大切なポイントは、子供が片付けやすい「仕組み作り」、物の量を減らすこと、使いやすい収納場所の確保、そして子供が自然と片付けたくなるような「習慣づけ」です。

子供が自発的に片付けるようになるには、まず、片付けやすい環境を整えることが大切です。物の量を減らし、子供が使いやすい収納場所を確保することで、片付けのハードルを下げます。そして、片付けゲームや決められた片付けタイムを設けることで、日常生活における片付けの習慣を育むことができます。

また、子供のモチベーションを高めるための言葉かけも重要です。一緒に片付けをすること、行動できたことを褒めること、そしてママ・パパの喜びを伝えることで、子供は片付けに対する前向きな気持ちを持ち続けることができます。

しかし、どんなに工夫をしても、子供が片付けを完璧にできない日もあります。そんな時は、親が辛抱強くサポートし、子供ができた時にはしっかりと褒めてあげることが大切です。子供が育つ過程で、整理整頓は大事なスキルの一つですが、それ以上に、親子のコミュニケーションや信頼関係を深める機会でもあります。

エルハウスファミリーの皆様が、この記事を通じて、快適な家庭環境を実現し、子供との関係をより豊かにするためのヒントを得られたなら幸いです。日々の子育てにおいては、時には大変なことも多いですが、その一瞬一瞬を大切に、子供の成長を全力でサポートしていきましょう。

 

エルハウスでは、「人生は家づくりだけで考えないでください」の言葉のとおり、家づくりだけでなく、人生を豊にするためのサポートを行なっていきます。エルハウスファミリー限定で、今回のようなご相談や、事業サポート、ファミリー限定のイベントなどをご用意しています。

長野県中信で家づくりをお考えの際はぜひ一度エルハウスへご相談くださいね!

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