ふじもり通信 No.17
こんにちは、エルハウスのコーディネーターを
担当しています藤森です。
名 前:藤森 由依
出身地:長野県上水内郡信濃町
趣 味:ウィンタースポーツ、食べる事
お家作りの中でお客様に『無垢フローリングに出来ますか?』と相談をいただきます。
無垢フローリングにも様々な種類や特徴があります。
木本来の雰囲気を存分に楽しめる無垢材。
素足で木のぬくもりを感じることができます。
他のフローリング材とは違った魅力があります。
前回に引き続きこの記事では無垢フローリングの種類や特徴について説明します。
チェスナットト(クリ)の無垢フローリングについて
無垢材として聞きなれない人もいるでしょう。
無垢フローリングに使用される素材にチェストナットがあります。
チェストナットとはクリの木のことです。腐りにくく枕木などに使われる高級木材です。
はっきりした木目が特徴で、力強い印象に仕上がります。
また、力強い印象をそのままに、木材自体の強度も強く強固で硬い木材です。
耐湿性にも優れているため、水回りのフローリングに使用するのに適しているといわれています。
当工務店エルハウスの打ち合わせルームもチェックリストの無垢フローリングを使用しています。
オークの無垢フローリングについて
オークも無垢材フローリングに使用される木材です。
オークは、昔から船舶やウィスキーの樽などに使われている素材で、高い耐久性と耐水性を備えています。
家族の足元を支えるフローリングに適している素材として人気のある木材です。
価格は他の無垢材と比べて比較的安価です。
しかし、安価だとは思えないほど、木目に落ち着きがあり、シックな雰囲気を演出することができます。
アカシアの無垢フローリングについて
独特な濃淡が味わい深いアカシアの無垢材はアカシアは
心材(丸太の中心部)と辺材(丸太の外側)で色にはっきりと差があるのが特徴。
そのため、木材に濃淡が出て独特の味わいを生み出します。
見た目だけでなく、硬くて丈夫な木質で優秀な床材でもあります。
無垢フローリングを長く保つ3つの方法
無垢フローリングを長く保つにはお手入れが欠かせません。
より長く保つためには無垢材にあったお手入れをする事が大切です。
①水拭きをする
無垢フローリングは集成材フローリングとは違い水拭きして大丈夫です。
また、毎日水拭きする必要もありません、頻度としては1か月~3か月に1回の頻度で十分です。
注意するのは先ほどデメリットでもお話ししたように無垢フローリングは
水に弱いですので水拭きの際は固く絞った雑巾で拭くことを心がけましょう。
②クリーナーを使用する
普段のお手入れは水拭きで十分ですが、
半年~1年に1度は専用のクリーナーで汚れを落とす必要があります。
乾いた布にクリーナーをつけ汚れの目立つ箇所をきれいにしましょう。
その後全体にクリームを塗りきれいにしましょう。
③再塗装を行う
撥水性は落ちてきたり、無垢のキズが目立ってきたら再塗装をしましょう。
再塗装する際は埃などが無いよう掃除機をかけ隙間の埃も取りましょう。
再塗装の際に埃が一緒に固まってしまうので注意しましょう。
塗装は木目にそって薄く塗装していきましょう。
木材本来性質を知り無垢フローリングを有効活用しましょう
自然のまま状態な無垢材には、他の素材には出せない味があります。
その種類も豊富で、メリットとして肌触りがよく、調湿作用も優れているので、
部屋を快適に保つことができます。
家を建てるときやリフォームの際に、フローリングの無垢材を選んで見るのもいかがでしょう。
デメリットとして傷が付きやすく水分に弱い性質がありますが、
きちんと無垢材に合ったお手入れをすれば、長く使い続ける事ができます。
時の流れとともに無垢材も変化していきます。
家族と一緒に成長していく無垢材の風合いも楽しめるでしょう。
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