Vol.37｜本田　秀夫著「『しなくていいことを決める』と、人生が一気にラクになる」｜自分らしい、無理のない生き方を見つけよう｜やるべきこととしなくていいことを見極める

設計 滝沢のU35 Book reviewvol.37

自分らしい、無理のない生き方を見つけよう
～やるべきこととしなくていいことを見極める～

著：本田　秀夫　『「しなくていいことを決める」と、人生が一気にラクになる』より

Check point
●「ダメな自分」は、自分だけじゃない！
●「人目」を気にするデメリットってなに？
●「思い込み」を手放し、自分らしく生きよう!

みなさんは「周りの人と同じように上手くできない」、
「自分もちゃんとしなければ」と感じることはありますか？
そう思えば思うほど、自分だけがダメなように思えて辛くなる。
そのような悩みを抱えている人は多いです。

生きづらいと感じる人の特徴として、
いくつかパターンがあります。
自分のやり方に固執してしまう、
人目を気にしすぎる、
優先順位をつけられない、
嫌だと思っても断れない、
などです。

生きづらさを減らすコツは
「しなくていいことを決めること」にあります。

例えば、ちょっとしたことでも
「相手に悪く思われたかな？」と
人目を気にしてしまう人は、
それで自分にどんな損があるのか？
を考えてみましょう。

悪く思われたとして、
相手が具体的にどんな行動をするか。
「嫌がらせをしてくる」、
「陥れようとしてくる」
などの被害があるのか？

基本的には、そんなことはないはずです。
そうであれば、
「ちょっと悪く思われたかもしれないけど、
仕事には影響はない」と割り切って、
放っておけば良いのです。
無駄に考え、悩むことはやめると決めるのです。

気にしないようにしようと思ってもなかなか難しいです。
気になるものは気になってしまう。
ですから、
「気にしなくていいこと」
「やらなくていいこと」
と、先に決めておけばいいのです。

周りを気にしすぎている人は
「こうでなくてはならない」
「こうあるべきだ」
と思い込んでいることが多いです。

「〜であるべき」と思っていたことを
少しずつ手放していくと、
周りに迷惑をかけるかと思いきや、
意外と何も問題は起こらないものです。

むしろ、「〜であるべき」と力んで取り組むより、
物事がスムーズに進むことが多いです。

「しなくていいこと」を決めて、
手放すことは、逃げることではありません。
自分らしい生き方を探し、
見つけていくことに繋がります。

限られたエネルギーを自分の本当に
やりたいことへ注ぎましょう。

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